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【感想】世界は感情で動く : 行動経済学からみる脳のトラップ

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世界は感情で動く : 行動経済学からみる脳のトラップ

  •  条件のちょっとした「見せられ方」によって、実によく人間行動が変わるかということがよくわかる。
  • 章ごとに短く分かれていて読みやすい
  • 判断のうらに潜む「脳の罠(トラップ)」を理解し、自分の錯覚や他人の策略から防衛するための方法が書いてある
  • これを読んでひとをどうこうするとかではなく、自分をセルフコントロールするのにわかってると良いと思う

 感想

例えば頭がどうしようもなく混乱したとき、冷静に客観的になろうとする自分がいるとする。
そんな時にはこの本に書かれているような、脳の働きのメカニズムが理解できていれば、その混乱に上手く対処できるのかもしれない。

トラブルにあった時、自分が困難な状況に陥った時、自分はこう在りたいと思っているが行動に移せない時、等々に私はオススメだと思います。

ただ、答えが書いてある本なので答えではなく、プロセスとかマインド(考え方)を本に求めてる方は物足りません。

ちなみに、私も答えは必要なくてマインド重視なので途中でつまらなくなりました。
ただ内容的には、ぎっしり良いことが書いてあります。

自分でセルフコントロールしたいと思ってもなかなか出来ないですよね。
私は、こうありたいという姿を常に思い描きながら行動に移しています。
でも、自分が弱くなって負けてしまう場面も多々あります。

なぜ私がいまこの感情に陥っているのか?
なぜ私がいま行動に移せない状況なのか?
なぜ私がいま負のスパイラルに入っているのか?

そういう時に、自己スイッチを切り替えるのに知っていると良いと思われます。

普通の人にはオススメです。

おすすめ度

★★★★ 4つ星 (個人的には3つ星、一般の人は4つ星でいいと思います)

詳細
世界は感情で動く : 行動経済学からみる脳のトラップ
マッテオ・モッテルリーニ (著), 泉 典子 (翻訳)
単行本: 320ページ
出版社: 紀伊國屋書店 (2009/1/30)
ISBN-10: 4314010541
ISBN-13: 978-4314010542

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