自律神経をバランスよく保つ朝のルーティン
自律神経(交感神経と副交感神経)は、心身のバランスをいい状態に保つためには欠かせない要素となっています。
朝の習慣を整えることでも、自律神経のバランスが整い良い一日のスタート切れ、日中も心身のバランスに安定感を感じられます。
今回は、即実践できる「最強の朝ルーティン」を詳しくご紹介していきたいます。
1. 早起き&一定の起床時間 ─体内時計を整える─
なぜ早起きが大事なのか?
自律神経は「毎日ほぼ同じ時間に起き、体内時計をリセットする」ことで安定します。
早起きをすると、精神安定の効果や体内リズムの改善が見込まれます。その結果、仕事の効率化がはかれたり、朝に自分の時間の確保ができるなど趣味や自分の時間を持てるようになりココロにも余裕が生まれるなど、多くのメリットがあります。
また、朝の光を浴びることで、幸せホルモンであるセロトニンの分泌が促され、ココロとカラダの健康にも良い影響を与えてくれます。
無理せず少しずつ早起きになるコツ
起床時間がずれている人は、まず15〜30分ずつ前倒しにして習慣化することがとても大事です。
急激な切り替えでは自律神経にもカラダにも負荷がかかったり、なにより習慣化をするまえに無理になってしまって続かなくなってしまいます。
ですので、徐々に段階的に早起きをするための準備を進めるのがコツです。
2. 朝日を浴びてセロトニン生成
朝日を浴びる効果
朝一番に朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ自律神経のバランスが整い、朝のスイッチが入ります。
寝起きは副交感神経が優位な状態にありますので、朝日を浴びてカラダを活動モードにしてあげる必要性があります
また、朝日によって幸せホルモンであるセロトニンが分泌され、気分が明るくなるだけでなったり精神的に安定したりもします。また、夜寝るときに必要とされるメラトニンの供給元にもなるため、睡眠の質向上や安定して眠れることにもつながります。
実践ポイント
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起床後すぐにカーテンを開ける
これは誰でもすぐにできると思います。起床後しばらくしてからカーテンをあける習慣の人は、まず起きたらカーテンを開けるという習慣化を目指してください。 -
5分以上、できれば15〜30分、窓際やベランダで
朝散歩をするのもおすすめです。
3. 朝一杯の水で内臓を目覚めさせる
朝起きてすぐ水を飲むことで、胃腸が刺激され、自律神経のスイッチが入りやすくなります。さらに、睡眠中の水分不足を補い、血液の粘度を下げることで循環器系の負担も軽減されます。
結果的に寝ていたカラダの機能も活性化されるので、目覚めの一杯の水を飲むことも習慣化してみてください。
4. 軽めの朝運動
運動のベストタイミング
自律神経が整うために軽めの運動をするという観点で見れば、医療・運動指導者らも研究されているように、朝と夕方の運動が自律神経の安定に有効と言われています。
自律神経が整うために早起きをしてで出来た時間で、是非軽い運動も取り入れてみてください。
おすすめ種目
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朝散歩(15~30分):朝日を浴びることによる、幸せホルモン「セロトニン群」の分泌や、体内時計を整える効果が期待できるのでぜひオススメしたいです。
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簡単なストレッチ/スクワット:体内時計を整える効果や、寝ている間に固まった筋肉の柔軟性を取り戻したり、関節の可動域を広げたりする効果が期待できます。血行も促進され、代謝や集中力もUPしたりします。
科学的根拠
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セロトニン活性化・体内時計リセット・ビタミンD生成など、3つのメリットがさまざまなエビデンスで証明されています。
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有酸素運動は20~30分続けると血流改善・交感神経の適切な刺激効果あります。短時間では効果がないということではないので、こちらも習慣化して徐々に時間を伸ばし効果を最大限に発揮できるルーティンにしてみてください。
5. 朝シャワー
朝のシャワーで血行促進や目覚めをよくする効果があります。シャワーで体温を上げることで、交感神経が活性化し、心身ともに目覚めやすくなります
朝のスイッチを入れるのにも、朝シャワーはオススメです。
6. 朝食をしっかり取る
なぜ朝食が肝心か?
朝食は体内時計の「スイッチON」の役割を果たしてくれます。特に、温かい味噌汁や良質な油(亜麻仁油・オリーブ油など)を取り入れると、血流改善や消化が促進されることにより自律神経がより整いやすくなる効果もあります。
ダイエットで朝食を抜くかたもいらっしゃいますが、健康的にダイエットをするためにも朝の食事は抜かず、摂取カロリーと消費カロリーに注意して三食きちんと考えられた食事をすることをオススメしてます。
朝のオススメ食材
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発酵食品(納豆/味噌汁/ヨーグルト)
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食物繊維豊富な穀物・野菜
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良質な油(亜麻仁/オリーブオイルなど)
7. 毎朝の体重計チェック
体重を毎朝、同じ時間にチェックする習慣は、生活リズムの安定と意味と数字での自己管理をする習慣にもつながります。
ダイエット目的の方なら毎日体重計に乗るって、中長期的にダイエットするために記録をキチンとつける
ダイエットされていなくても、自分の体調管理のために体重をチェックする習慣はあっていいと思います。
※体重は水分などで上下してしまうので、厳密に気にしすぎず、±2kg以内ならOKとする気楽さが継続しやすいポイントになります。
8. 深呼吸 or 手を“パー”に開く
緊張時に手をグーっと握る人もあるていど多くいらっしゃるのではないでしょうか?
この行為が血流低下・交感神経を過剰に働かせるようにしてしまっています。
一方、指をしっかり伸ばす・深呼吸をすることで副交感神経が優位になるように刺激され、ココロもカラダもリラックスした状態へ導きます。
✅ まとめ:最強の朝ルーティン
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毎日同じ時間に起きる(+15〜30分ずつ前倒しOK)
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朝日を浴びて幸せホルモンセロトニン分泌&体内時計リセット
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コップ一杯の水で内臓の朝の目覚めを起こす
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散歩 or ストレッチ等の軽運動(15〜30分)
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ぬるめの朝シャワーで交感神経ON
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温かい朝食+発酵食品・良質な油を取り入れる
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毎朝体重をチェック
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緊張したら深呼吸・手をパーに伸ばす
ルーティン継続のコツ
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「小さく・継続しやすい内容にする」というのががキーになります。最初は「15分散歩」や「水を一杯」など、カンタンにできることから始めて、徐々にやることを増やしていくのがオススメ。
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体調に合わせて調整する:睡眠不足や疲労時は運動を軽めにしたり、無理せず休みときは休むことも大事です。継続をして習慣化するには、無理はなにより禁物です。
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「できた」を記録する習慣をつくることで、達成感と持続力が生まれそして習慣化になります。手帳でもアプリでもなんでもいいので、記録する習慣も一緒に身につけるのがオススメです。
自律神経の仕組みと朝のルーティン
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自律神経とは?
交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)から成り、臓器にバランスよく信号を送ります。
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なぜ自律神経が乱れるのか?
睡眠不足・不規則な生活・ストレス・生活リズムのずれ・腸内環境の悪化などの日常のさまざまな問題に影響を受けて、自律神経は乱れます。 -
なぜ朝が重要?
睡眠→覚醒、夜→朝で自然な切り替えを補助するのが重要。
朝の刺激(光・運動・食事)は体内リズム・ホルモン・血流のスムーズな移行を支えます。これにより、夜は質の良い休息へとつながる好循環が期待できます。

あなたに合ったルーティンを見つけよう
「朝の10秒ストレッチ」「5分散歩」「一口でも発酵朝食」など、自分の生活のなかで自分で継続できる朝のルーティンを見つけてください。
その中でも、今回ご紹介した8つのルーティンはハードルがそこまで高くなくて根拠ある方法です。ぜひ1つずつ無理なく取り入れ、自律神経が乱れない生活習慣みにつけていきましょう。
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