盛和塾の解散(終了)
盛和塾本部から、本日メールが届きました
本日は、大変重要なお知らせを致しますので
下記良くお読み頂きますようお願い申し上げます。
盛和塾の解散(終了)について
1983年より、京セラ名誉会長である稲盛塾長が
ボランティアで主宰してきた盛和塾ですが、
来年2019年末を以て本部事務局並びに
各地盛和塾を解散(終了)する事が決まりましたので
お知らせ致します。
盛和塾の解散(終了)の経緯
以前より稲盛塾長は、盛和塾活動は80歳を目途とする意向を示していました。しかし
78歳の時に日本航空の再建を担当した事も切っ掛けともなり、日本のみならず海外を含め
爆発的に稲盛哲学、塾長の著書に触れる方が増加し、それに伴い入塾者数も増加の一途をた
どり今日に至っております。しかし、塾長は、現在の年齢では体力的に厳しく、以前の様に
活動に参加できないことや、過去より「盛和塾は一代限り」を表明していたことを鑑み、こ
の度、来年2019年12月31日をもって盛和塾本部並びに各地盛和塾の活動を終了する
事を決断、指示されました。
稲盛和夫塾長のお話(要約)
私は力の限り盛和塾に心血を注いで参りました。しかし、最近は身体が言うことをきかないこともございますし、誠に残念ながら、私自身が盛和塾の勉強会に参加することは、来年の世界大会で終了にしたい
当初から盛和塾は私一代限りにしようと言っておりましたが、ここ最近では本部も残すという話もしておりましたが、何度も何度も考えた結果、この盛和塾は一代限りで終わらせるのが一番良いと判断を致しました。
組織があれば、それを仕切る人たちが必要となり、仕切るためには多くの権限が与えられており、その権限を利用して個人的な利益をむさぼったり、また自分の都合の良いように規則を変えてしまうことさえあります。
いつかはこの組織を悪用したり、またこの組織の名前を汚したりする人間が出てくる可能性が十分に考えられます。
この盛和塾という会を、身綺麗なままで終わらせることが、私の信念と一致していると改めて感じております。
私の哲学を学びたいという塾は、盛和塾および稲盛和夫という名前を使用するの
ではなく、例えば「フィロソフィ研究会」または「社員を幸せにする会」または「フィロソフィ実践経営研究会」などの名前を変えて活動して頂いて結構です
私の想い
正直解散はびっくりしました、正直ショックです。
確かに稲盛塾長が去られたあとの盛和塾のフィロソフィ浸透の仕方については、いろいろ危惧しておりいまの盛和塾の間に盗めるものは盗んで、マネできることはマネして、会社を成長させるのが使命だと感じておりました。
ただ「フィロソフィ研究会」等で、仲間で学びを深めていく事は認可されておりますので塾長の熱い想いを感じておられる先輩塾生がおられるのなら学ばせていただきたいというのが今のところです。
塾長は、「私の代わりに、誰かが「経営の原点 12 か条」や「フィロソフィ」を解説して
も、もうそれは稲盛哲学ではありません。どうしても語る人の考えが投影されてしまう」ともおっしゃっており、やはり伝言ゲームだと本当の意図が伝わらないのかもしれません。
ただ、盛和塾で学んだことはすごく良い事で、成果もあがってきております。
あと1年しっかりと学び成果を出すように努力し続けます。